う〜〜ん…。
 まぁ、話自体は年末にすでに出ていて、社員さんたちにはすでに知らされていたわけで、当然もれ聞こえてくる話からこういう結末に、ということはわかっていたので話自体には別にショックを受けたわけでもなく、「あ、そう」ってなもんなんですがね。さすがに年末そういう話が出たときには少しだけ凹んだんですが、それもほんと少しだけで、自分でも意外なほどさばさばしていました。まぁ、すでに一度大学を辞め、1年間ぷーぷー生活を送り、やっとついた仕事もあっさりと半年で見切りをつけ…という過去がそうさせているのかもしれませんが。まぁ、落ち込んでるひまがあったらとっとと次の仕事のことを考えたほうがいい、ってなもんですからね。
「自分が主役のドラマ(人生)くらいは 楽しまなくちゃもったいないわ」
まぁ、そのドラマが悲劇なのか喜劇なのかは主観によって変わってくるものですし、徒に悲劇のヒーロー気取ったところで仕事が見つかるわけでもなくお金が稼げるわけでもなく、要するに落ち込んだところで何一つとしていいことなんてないわけです、ええ。落ち込んでる間にも時間は過ぎていくわけですから。
 以前の職場の上司に、「常に自分の中に原因を探れ。言い訳をするな」と教えられました。今回の件に関して言うならば、やはり自分がこの職場を選んだ、というのが最大の「敗因」といえるのでしょう。さすがに閉店の原因までは自分の中には探れないです。たかだか半年しかいませんでしたし(苦笑。不況のせいだとか、上が阿呆だからとか、いろいろと原因を言い募ることは簡単ですが、それをしたところで詮方ないことです。とりあえず内罰的にならない程度に、割り切るところは割り切っていかなきゃいけないんでしょう。自分よりも悲惨な境遇にいる人はいくらでもいるわけで、そういった方々よりはずっと恵まれた環境にいる今を感謝しつつ、次の仕事なども探していこうと思っています。
 …まぁ、とはいうものの、やはり釈然としないものはないわけではないわけで…。まず、朝の9時に集合かけておいて(普段は9時半出社)支店長殿のお話が始まったのが9時15分ってのはどーいうことよ?朝の30分って割と貴重なんよ?しかもこの季節の朝ってなんまじ寒いっしょや。もう、ベットが「よいではないかよいではないか、近こうよれ〜」ってな感じで誘惑してくれるわけですよ、皆様もご存知かと思いますが。おかげで寝不足気味で頭痛が痛いんですよお客さん。で、まぁ、立場上支店長様が悪くないってのはわかるし、別に彼に文句言ってもしょうがないってのもわかってるし、言うつもりもないっすよ。まぁ、立場上言いたくなるってのはわかるんですが…
「ただ、これだけはわかってほしいんだけど、別に業績が悪いから店を閉めるとかじゃなく、あくまで本社の収益構造から考えて今後小売は撤収したほうがいいと判断して店を閉めるんです。けっしてリストラとかそういったことじゃないんです。これだけはわかって欲しい」
…いや、あのね、別にやめさせられる立場からすると理由なんてなんであれ関係ないわけですよ。つーか、「収益構造の改善のために小売から撤退」って、リストラっていうんとちゃうん?別に首を切ることだけがリストラとちゃうよ?ってか、要するに人件費とかがペイできないから、赤字だから店しめて小売から撤退するんでしょ?それって「リストラ」やん。奇麗事並べるのはやめてくれ。3分で終わる話を10分も15分もかけて同じことぐだぐだぐだぐだ…朝の眠い中出てきて結局すでにわかっていたことしか聞かされず、新しい情報は「3月末で店の業務形態が変わる」という、その「3月末」という部分が確定しただけ。それだけのために30分早く出てきたのかと思うと疲れも当社比5割増っすよ。まぁ、早く出た分時給が出るからいいっちゃいいんだけどさ…。
 ま、そんな感じです。次の仕事、どうしましょう。そろそろ北海道を出ようかなんて考えてもいます。札幌よりは仕事の口もあるでしょうし。でも、札幌好きなんですよ。いい街なんです。でも、あまり働く先もないんですよね…。どうしたものでしょうか。そんなわけで、ひょっとしたら3ヵ月後にふっと東京に出没するかもしれません。大阪になるかもしれません。その時は温かく迎えてくださいね。
2002年1月7日 裏次郎

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